米経済の成長持続力を懸念する声多い=リッチモンド連銀総裁

[ローリー(米ノースカロライナ州) 10日 ロイター] - 米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は10日、米経済の力強い成長がいつまで続くかと懸念する声が周辺で聞かれると述べた。
講演原稿によると、バーキン総裁は、今年も成長は持続するものの、幾分低いペースになると予想し、「トレンド」成長率は1.9%程度との見方を示した。
「しかし2019年になって、多くの懸念の声を聞いている」とも述べ、貿易摩擦に関連した国際経済や政治に関する懸念や不安定な市場動向への懸念を挙げた上で、「この成長がいつまで続くか」という疑問を最も多く聞くと述べた。
バーキン総裁は、今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持たない。

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