Sep 15, 2014
不幸な犬猫を「ゼロ」にしようと発足したTOKYO ZEROキャンペーン。37人でキャンペーンをスタートさせましたが、その後も続々と「呼びかけ人」の方が増え、9月1日現在で61人となりました!(※【新たに「呼びかけ人」に加わった方々】参照)
新たに「呼びかけ人」に加わったのは、エンジン01文化戦略会議の動物愛護委員として活動されている女優の倍賞千恵子さんや作曲家の三枝成彰さん、ニュースキャスターの安藤優子さん、HAPPY MUSIC FESTAに出演されるなどしてきたミュージシャンの世良公則さんやトータス松本さんたちです。
自身が飼っている犬猫たちへの思い、不幸な環境に置かれている犬猫たちが存在することへの問題意識など、熱いメッセージも寄せていただいています。ぜひ「呼びかけ人」の方々の思いや問題意識を、皆さまにも共有いただきたいと思います。
その皆さまからのご賛同も既に2万8000人を超え、「呼びかけ人」一同たいへん心強く感じています。
9月28日(日)には「ジェームス・サーペル教授による公開セミナー」も予定しています(※【ジェームス・サーペル教授 公開セミナーのご案内】を参照)。このセミナーでは、動物福祉とペット産業適正化の観点から早期導入が求められている「8週齢規制」について、幼齢動物の問題の世界的権威であるサーペル教授がわかりやすく解説します。
今後も、TOKYO ZEROキャンペーンとして不幸な犬猫たちのためにどんどん声をあげていきます。引き続きのご支援をどうぞよろしくお願いいたします!
【新たに「呼びかけ人」に加わった方々】
安藤優子さん(ニュースキャスター)、イズミカワソラさん(音楽家、トリマー)、川島なお美さん(女優)、木下航志さん(ミュージシャン)、木場弘子さん(キャスター、千葉大学客員教授)、小六禮次郎さん(作曲家、編曲家)、三枝成彰さん(作曲家)、斉藤和義さん(ミュージシャン)、坂本美雨さん(ミュージシャン)、ジョンBさん(ミュージシャン)、神野美伽さん(歌手)、世良公則さん(ミュージシャン、俳優)、田中英成さん(会社経営者)、継枝幸枝さん(ファッションデザイナー)、トータス松本さん(ミュージシャン)、西川りゅうじんさん(マーケティングコンサルタント)、倍賞千恵子さん(女優)、BONNIE PINKさん(ミュージシャン)、bonobos(ミュージシャン)、堀紘一さん(会社経営者)、松嶋初音さん(タレント)、マロンさん(フードスタイリスト)、南美布さん(ラジオDJ)、与田剛さん(プロ野球解説者) ※50音順、9月1日時点
【ジェームス・サーペル教授 公開セミナーのご案内】
◆日時◆2014年9月28日(日)13:30~15:30 (※13:15開場)
◆場所◆TKP市ヶ谷カンファレンスセンター (東京都新宿区市谷八幡町8番地 TKP市ヶ谷ビル ※別紙地図参照 ※会場がこちらに変更になっています)
◆プログラム(予定)◆
13:30 開会あいさつ
13:40 麻布大学獣医学部 太田光明教授
「日本における『ヒトと動物の共生科学』のあゆみ」
14:10 ペンシルベニア大学獣医学部 ジェームス・サーペル教授
「C-barq(犬の行動解析システム)で何がわかるか ~幼齢犬との向き合い方~」
14:50 対談・サーペル教授×太田教授 「8週齢規制とは何を意味するのか」
15:10 質疑応答
15:20 閉会あいさつ(TOKYO ZEROキャンペーン顧問 蟹瀬誠一・明治大学国際日本学部教授)
◆定員◆ 定員を超えた場合は抽選といたします。当日参加の方は直接ご来場いただいても結構ですが、ご入場いただけない場合もあります。なるべく下記の通り、事前にお申し込み下さい。(※ご好評につき、広い会場を用意いたしました)
◆お申し込み方法◆ 9月24日(水)までにメールにて、info@tokyozero.jpまでお申し込み下さい。後日、参加費事前払い込みについてのご案内をメール致します。なお、お申し込みの際「郵便番号・住所・氏名(フリガナ)・電話番号」を明記して下さい。
◆参加費◆ 事前払い込みの場合:2,000円(税込み)/当日支払いの場合:2200円(税込み)
◆主催◆TOKYO ZEROキャンペーン(東京都千代田区麹町2-6-10麹町フラッツ2F ジャスト・ギビング・ジャパン内/http://tokyozero.jp)
【公開セミナーの参考情報】
◆C-barq とは?◆ Canine Behavioral Assessment and Research Questionnaire (犬の行動解析システム)の略称。米ペンシルベニア大学のジェームス・サーペル教授が開発した。統計学的な手法を用いて犬の行動特性を測定する「物差し」といえる存在。動物愛護法に、犬を販売する際の週齢規制を導入するにあたって、現在、環境省が主体となってこのC-barqを利用した調査研究が行われている。
◆ジェームス・サーペル教授(Dr. James A. Serpell)◆ 米ペンシルバニア大学獣医学部教授。同大学「動物と社会の相互作用に関するセンター(CIAS)」所長。1974 年ロンドン大学で動物学の学士号取得、1980 年リバープール大学で動物行動学の学位取得。1985 年ケンブリッジ大学にコンパニオンアニマル研究グループを設立。1993 年から現職。動物福祉学、応用動物行動学、人と動物の相互作用について主要雑誌の多くの編集委員を務め、犬の行動と福祉、動物に対する人の態度の変化、人と動物の関係の歴史を研究テーマに進めている。主な著書にAnimal & Human Society: Changing Perspectives(1994)、Domestic Dog: Its Evolution, Behavior & Interactions with People(1995)、Company of Animals(1986,1996)、Companion Animals & Us(2000)など。
◆太田光明教授◆ 麻布大学獣医学部教授。東京大学農学部畜産獣医学科卒業し、東京大学大学院農学系研究科獣医学専攻修士課程修了。東京大学農学部助手、大阪府立大学農学部教授などを経て、1999年から現職。農学博士、獣医師。動物介在療法に関する国際学会副会長、一般社団法人日本動物看護職協会監事、環境省中央環境審議会動物愛護部会臨時委員などを努める。主な著書などに『大震災の被災動物を救うために』、『イラストで見る犬学』(共著)、『イラストで見る猫学』(共著)、『人はなぜ動物に癒されるのか』(監修)、『アニマル・アシステッド・セラピー』(監修)など。
以上です。