SACD 輸入盤

弦楽四重奏曲集 Op.20 第2集 キアロスクーロ四重奏団

ハイドン(1732-1809)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BISSA2168
組み枚数
:
1
レーベル
:
Bis
:
Sweden
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明


イブラギモヴァ率いるキアロスクーロ四重奏団による
ハイドンの6つの弦楽四重奏曲 Op.20の第2弾!


SACDハイブリッド盤。今をときめくヴァイオリニスト、アリーナ・イブラギモヴァ率いるキアロスクーロ四重奏団。2016年4月、団としての初来日は大成功をおさめました。BIS初登場となった前作に続くハイドン第2弾です。古典派と初期ロマン派のレパートリーを演奏する当団は仏Aparteレーベルよりベートーヴェン、モーツァルト、シューベルト、メンデルスゾーンのディスクをリリースし、いずれも好評をしております。
 前作に続くハイドンの6つの弦楽四重奏曲 Op.20。当ディスクには第4〜6曲(弦楽四重奏曲第34〜36番)が収録されました。第34番の第1楽章は三拍子楽想による入念なソナタ形式、第2楽章は素朴な変奏曲、第3楽章はジプシー風のシンコペーションでいろどられたメヌエット、第4楽章はハンガリー風のリズム的活気に満ちたソナタ形式の作品です。第35番はロマンティックな情調のために同曲集の中でも最も名高い作品。特に第1楽章の第1主題は「ハイドンのシュトゥルム・ウント・ドランク期」の代表的な例と言えます。第3楽章はシチリア舞曲の曲想をもち、第4楽章はフーガによルフィナーレの第1曲で、二主題フーガを展開します。最後の第36番、第2楽章はニ主題による自由な変奏で、幻想的な性格が強い作品です。
 キアロスクーロ四重奏団のキリっとしまった演奏はハイドン向き。美術用語でコントラストを印象づける明暗法そして陰影法を意味する「Chiaroscuro(キアロスクーロ)」らしい陰影に富んだ演奏と言えましょう。(輸入元情報)

【収録情報】
ハイドン:
● 弦楽四重奏曲第34番ニ長調 Op.20-4, Hob.III:34
● 弦楽四重奏曲第35番ヘ短調 Op.20-5, Hob.III:35『レチタティーヴォ』
● 弦楽四重奏曲第36番イ長調 Op.20-6 Hob.III:36


 キアロスクーロ四重奏団
  アリーナ・イブラギモヴァ(第1ヴァイオリン)
  パブロ・エルナン・ベネディ(第2ヴァイオリン)
  エミリー・ヘルンルンド(ヴィオラ)
  クレア・ティリオン(チェロ)

 録音時期:2015年12月
 録音場所:ブレーメン、センデザール
 録音方式:ステレオ(DSD/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND

収録曲   

  • 01. I. Allegro Di Molto
  • 02. II. Un Poco Adagio E Affettuoso
  • 03. III. Menuet Alla Zingarese: Allegretto
  • 04. IV. Presto E Scherzando
  • 05. I. Moderato
  • 06. II. Menuet
  • 07. III. Adagio
  • 08. IV. Finale. Fuga a 2 Soggetti
  • 09. I. Allegro Di Molto E Scherzando
  • 10. II. Adagio
  • 11. III. Menuet
  • 12. IV. Fuga Con 3 Soggetti: Allegro

ユーザーレビュー

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篦棒に面白い 漸く作品20がどういう風に鳴...

投稿日:2017/12/08 (金)

篦棒に面白い 漸く作品20がどういう風に鳴っていたのか識った 1772年のことだ そして”シュトゥルム・ウント・ドラング”とは何だったのかを耳で確かめた 疾風怒濤と訳されているからわたしも暗示にかかっていた 弾けるような躍動感みなぎる”切れの良さ・激しさ”をイメージしていた ハイドンの音楽から溢れんばかりの抒情を受け取ろうとは想像だにしなかった 理性に対して感情の優越を以って書かれたものを 結局古典主義の枠の中で転がしていたに過ぎない数多の演奏に耳を盗られていた 18世紀後半の弦と弓で弾けば ロングトーンは円弧を描き スタッカートはマルカート風になる 現代ヴァイオリン奏法に慣れた耳にはそれこそキレが悪く聞こえる もうここからは好悪の範疇になる 子どもの頃からハイドンは退屈で仕方なかった 大人になって納得顔していたけれど 木で鼻を括られたようで 心踊ったり胸を熱くして長い余韻に浸ることはなかった 音楽室に掲げられていた無愛想なおじさんの顔など誰が覚えていようか でもハイドン小父さんはこんなにフランクな人だった 記憶の中にいつまでも生きている美しい魂だった この血も涙もある音楽をお聴きになっては如何 

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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ハイドンの作品20はあまり演奏される曲集で...

投稿日:2017/07/01 (土)

ハイドンの作品20はあまり演奏される曲集ではないが、どれも魅力的。キアロスクーロはいつも通りノンビブラートでフレーズの中心を膨らます奏法をとっているのだが、私には古臭い印象を受けた。30年前のアーノンクールを聴いているような。イブラギモヴァはフレーズの処理に凝る割には曲自体に新鮮な風を送り込んでいるとはいえないように思える。作品20-5、6の終楽章はフーガ風な展開だが、もっと面白い音楽なんじゃないか。リズムが鈍い部分もあるのが気になった。

フォアグラ さん | 愛知県 | 不明

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ハイドン(1732-1809)

ハイドンは1732年に生まれ、1809年に亡くなっています。その77年の生涯は、29歳から58歳までを過ごした30年に及ぶエステルハージ時代を中心に、それ以前とそれ以降の3つの時期に分けて考えることができます。「エステルハージ以前」の28年間は、幼少期の声楽やさまざまな楽器演奏の修行、青年期に入ってからの作曲の勉強に

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