近年核家族化が進み、子どもたちが祖父母世代と触れ合う機会が少なくなる中、子どもと高齢者が一緒に遊び、学ぶことのできる「幼老統合施設」が注目されているのは先日お伝えした通りですが(「レクルンTIMES Vol.04」)、レクルンでも家庭内で母親の負担となりがちな育児・教育を地域で支える取組みを始めるべく、この度、ユーコネクト株式会社(以下、ユーコネクト)と業務提携いたしました。
ユーコネクトは、短時間・リハビリ強化型デイサービスを行う施設「ユーフィット太宰府」を運営しており、提携した取組みとしては、その施設に通う高齢者の方や近隣のアクティブシニアの方に、レクで使用する教材の作成を委託するというものです。
6月には早速運用を開始し、およそ50個の手作り教材を作成していただきました。また、高齢者の方に作成いただいていることを教室内に掲示してお知らせした上で、教材は右の画像の通り、既に実際のレクでも使用しています。
今回の取組みは、まだ子どもと高齢者の間接的なコミュニケーションに留まってはいますが、高齢者の方からは「手先を使うトレーニングになる」「賃金が発生するのもありがたい」等お声をいただいています。
今後もレクルンは、育児と教育が充実し、地域を支える仕組みづくりに貢献してまいります。